ある朝、Kちゃんが「園長先生、セミのぬけがら拾った~」とアブラゼミの脱け殻をくれました。お母さんによると虫好きなKちゃんは、Eテレ 香川照之さんの「昆虫すごいぜ!」を観てすっかりセミに魅了されたというのです。そこで、岡津幼稚園にも色々なセミが鳴いているので、「セミ図鑑」でも作ろうか、ということになりました。Kちゃんのお母さんは「わあ~楽しそう~」と心から賛同してくれました。
のんびりとしていたら、週明けに「見て!」と通園バックから出てきたのは、卵パックにきれいに入れられたセミの脱け殻たち!すごいのは、集めたセミの脱け殻一つ一つの名前がマスキングテープに書かれて貼ってあるのです。アブラゼミ、クマゼミ、ニイニイゼミ、雄か雌までも!
Kちゃんとお母さんが目を輝かせながらセミの脱け殻を見つけたり、調べたりする姿を想像するだけでも、胸が熱くなる思いでした。なんて素敵な時を過ごすことができたでしょうか。
「セミの脱け殻図鑑」を完成させたKちゃんと、とことん付き合ってくださったお母さんに大きな拍手です!!