豆つぶから生まれたちいさな勇気

昔は泣く子も黙る存在とされていた妖怪や鬼も、いまでは玩具となり、キャラクターとして身近になりましたが、今年も鬼の国からやってきました、赤・緑・黄・黒、出で立ちも唸り声も怖いのが4匹も。
果敢に立ち向かう人がいて、近くの大人にしがみつき泣いてしまう人がいて、また結界と呼ばれる安全地帯で押し合いへし合いで身を守る人がいて。非日常的な装いの園庭で、いろいろなストーリーが繰り広げられました。
結果、ちいさな勇気が集まって大きな力となり、鬼どもを追い返しましたが、恐怖が去った場所で、絵本や手紙、柊の枝を通じて、その余韻を味わう子どもたちの姿がありました。